因島村上海賊わたし探訪【6】椋浦の法楽おどり
10月27日に、因島市民会館にて『望郷』の特別先行上映会がありますね♥
主演のお2人と、菊池監督が舞台挨拶に来られるとの事、『わたし』も早速、前売券を購入しましたよ♥
とても楽しみです♥
今回の『わたし探訪』は『椋浦の法楽おどり』です。
椋浦の法楽おどり
村上海賊が、出陣の時は椋浦で戦いの勝利と隊士の安全を祈り、帰陣の際は勝利を祝うとともに戦没者の追悼を行ったと言われ、その時の行事が『法楽おどり』の起源であるという。侍らしい軽装に太刀、早駆けの姿勢や跳ぶような動作、六字の名号に大幡など、現在でも続く伝統芸能である。
【ストーリー構成文化財一覧表より】
8月15日、観光協会のもう1人の新人『節子さん』と、カメラとビデオカメラと三脚を肩に乗せ、取材に行ってきました。
椋浦は、因島の東部に位置し、今回は三庄側から奥山のふもとの道を走り、椋浦に向かいました。
因島に引越してきて早5年、実は初めて訪れました。
山道を走っていたはずなのに、気が付くと港が見えてきて、椋浦に到着。
大きな石灯籠があり、その向かいにある『いきいきサロン』にて踊り手の準備が14時半過ぎから開始。
『死に化粧の意味合いもある』と、法楽おどり保存会会長の西本氏。
踊り手は皆、真っ赤な口紅と、鼻筋に白い化粧をほどこしてもらい、衣装に着替えてスタンバイ。
艮神社から28番札所・大日寺、墓所前へと移動しながら、踊っていきました。
太鼓と鐘の音に合わせながら『なーむ、あーみ、でーぼ』と唱え、『とんだ、とんだ』の声に合わせて、踊り手が片足で跳びます。
今まで写真でしか見た事がなかった法楽おどりでしたが、なんとも男らしく、また同時に少し憂いを含んだ太鼓と鐘の音色に、『わたし』が18歳の時、96歳でこの世を去った曾祖母を思い出し、なんだか少し切なくなりました。
今年の法楽おどりの動画は、7月28日にリニューアルした因島観光協会のホームページ内『因島Movie』よりご覧いただけます。
ぜひぜひ、ご覧になってください!
ハロウィンのかぼちゃを見ると、煮物が食べたくなる『わたし』でした♥
〈わたし〉因島観光協会 新人 宮島 明子