因島村上海賊わたし探訪【5】青木城跡

今月26~27日、水軍まつりがありますね♥
今年の宮島さん花火大会で初めて『願い玉花火』に応募し、5番目に『わたし』の花火が上がりました。その願い事がいつか叶うのが楽しみです♥
今回の『わたし探訪』は『青木城跡』です。

青木城跡(あおきじょうあと)

因島村上蔵人吉充が向島の余崎城より移り居城した。
因島のほぼ北端、城は現在の重井東港を望む小丘稜上に在り、比較的旧状をよく保った郭が5段重なり、武者走りも残っている。
【ストーリー構成文化財一覧表より】

中腹からの眺望。白滝山がよく見える。

現在、青木城跡周辺は埋め立てられ、陸地となっていますが、当時は海に囲まれていました。
三原瀬戸、布刈瀬戸、備後灘まで、見ることが出来、三原城がとても見やすい最適の位置となっています。

前回に引き続き、今回も郷土歴史家の住原さんと因島観光協会のもう1人の新人『節子さん』と登ってきました。
農家さんに許可をいただき、急勾配のみかん畑を抜けて、頂上へ。
住原さんは、慣れた足取り…
『節子さん』と『わたし』は、半分ずり落ちながら付いて行きました。
紳士の住原さんは、私達の足場を作りながら、また、少しでも登りやすい道を探しながら引率してくださいました。
坂を登りきると、竹林があり、一気に涼しくなり、足取りも軽くなりました。
本丸跡手前にある『武者走り』の跡を教えていただき、城跡へ。
到着すると、まず龍王神社の石碑と地王社の祠が祭ってあり、その奥に本丸跡があります。
今までの城跡より、少し小ぶりな気がしましたが、石垣などの一部ですがきれいに残っている様に思いました。

本丸跡の石垣。とても良い状態で残っている。

どんなお城が建っていたのだろう、埋め立てられる前の景色は、どんなだっただろう?
また、下の写真の様な階段状の石があり、当時、村上海賊達が駆け上ったのかしら?などと、たくさん想像しました。

階段状の石。

今回は青木城跡の後に、馬神城跡にも登ってきました。
移動の途中、重井東西橋から川を覗くと、たくさんのお魚さんがっ!
フグの様な魚の大きな群れがおり「フグなら網ですくっても食べれないなぁ…」と、つぶやきながら馬神城跡まで歩く『わたし』でした。

 

 

〈わたし〉因島観光協会 新人 宮島 明子